4K映像の活用ポイント

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画面解像度が超高精細(UHD)映像を表示できるように進化した現在ではとくに、消費者は高画質映像によるビジュアル体験を求めています。この状況を受けて、早くも4K映像が映像制作の標準画質になってきています。

次のような例を考えてみてください。消費者向けパッケージ商品を販売している大企業のマーケティング部長が、魅力的な映像キャンペーンを打って競合他社に差をつけたいと考えていました。そして、同社の商品が日常で楽しまれている様子を低速度撮影した映像と、企業の先進性をアピールする高画質映像を制作しました。そのとき、自然な印象で顧客とのつながりを深めるのにマーケティングチームが役立てたのが4K映像でした。

このページでは、そうした4K映像をコンテンツ戦略に取り入れるポイントをご紹介します。

4K映像について

まず「4K」と呼ばれる理由から説明しましょう。一般的なHD映像は横1,920×縦1,080ピクセルですが、それに対して4K映像は縦横それぞれ2倍の3,840×2,160で、4倍のピクセル解像度となっています。1K=1,000であり、横のピクセル数(3,840)が約4,000(英語)のため、4Kと呼ばれています。4K映像が多く用いられるようになっているのは、テレビ、コンピューター、モバイル機器といった異なる端末で最高画質を提供するからです。2017年にはFacebookが4K映像に対応し(英語)、ページやプロフィールで4K映像のアップロードと再生が可能になりました。これは、4K映像を多用しているブランドが増えている状況を受けてのことです。

4K映像がブランドにもたらすもの

クリエイティブキャンペーンに使用する映像の画質も、視聴者へ与える印象に影響を与えることがあります。ブランドを最先端のものとして打ち出したい場合や、ブランディングの取り組みにふさわしい洗練された本格的なビジュアルを使用する場合は、画質が重要になってきます。Netflixが各種端末で4K画質のストリーミング視聴に対応していることからも、4K画質の重要性がわかるでしょう。この流れに加わるには、同じく4K映像を使用しなければなりません。それにより、ブランドを技術的に優れた存在として位置づけて、消費者へ最高のビジュアル体験を提供しているという理解を効率的に促進できる可能性があります。

ブランドにとって、4K映像を取り入れることには次のような利点があります。

  • 4K映像は超高精細画質で表示されるため、消費者の使用端末を問わず、印象的なビジュアル体験を提供できる。
  • より高い解像度のディスプレイを採用する端末が登場しても、4K映像は引き続き使用できると予想される。
  • 4K映像では、編集段階で行える作業の選択肢に幅があるため、高度な編集効果が実現できる。

ゲッティイメージズが提供する4K映像素材

多くのブランドにとって、独自の4K映像を自ら制作することは実用的ではありません。相応の予算がかかるほか、制作を行える能力を持つスタッフが必要だからです。でもご安心ください。重い撮影機材を運ばなくても独自の本格的4K映像を利用して優れたコンテンツ戦略を実施することは可能です。

4K映像素材を含むゲッティイメージズのプランでは、Bロールや完成された長編映像など、約150万点の4K映像が追加料金なしで利用できます。年間総ダウンロード数を設定すれば、1日ごとや1か月ごとのダウンロード数を気にする必要はありません。

大規模なチームで利用できるプランもあります。人数無制限でユーザーを追加できるため、「数人でしか映像素材を検索できない」という事態にはなりません。ゲッティイメージズでは、プランによって幅広い用途を網羅する使用権を提供しているので、SNSやウェブサイトを含むさまざまなプラットフォームで4K映像素材を使用することもできます。

4K映像の利用に関する詳しい情報については、ゲッティイメージズのプレミアムアクセスをご確認ください。