スモールビジネスのビジュアル素材利用で考えるべき7つのポイント

  企業

スモールビジネスのブランディングやコンテンツ制作では、ビジュアルでメッセージをいかに表現できるかが、新規顧客獲得の鍵を握っています。ビジュアルによるブランディング効果を確実に引き出すために、ここでは成果の実証されている方法をご紹介します。

1. 画像のライセンスを十分に活かす

gettyimages.co.jpで提供している画像のライセンスには、ロイヤリティフリーとライツマネージの2種類があります。違いを理解して、必要なライセンスを選びましょう。

【ロイヤリティフリー画像】1度、使用料金を支払えば、利用回数無制限で幅広い用途に永遠に使用できます。

【ライツマネージ画像】特定の用途に使用できます。サイズ、掲載場所、使用期間、使用地域などの事項によって価格が異なります。追加料金により、画像の独占使用範囲を業種と媒体に応じて選べるライツプロテクションサービスも利用できます。

2. 著作権に注意する

ほとんどの画像は著作権で保護されているため、著作権の所有者の許可がないと画像を利用できません。画像のライセンスを購入すると、ライセンス契約に基づいてその画像を利用する権利が与えられますが、著作権の所有権は与えられません。著作権侵害とならないように、ライセンス契約の範囲内で画像を正しく利用するようにしましょう。画像の著作権所有者から著作権を書面で譲渡されないかぎり、その画像の著作権を主張することはできません。

3. 再販目的には追加/ 拡張ライセンスを購入する

マグカップ、Tシャツ、印刷物といった製品に画像素材の利用を考えている場合は、再販用や追加印刷部数用に追加/拡張ライセンスの購入を求められることが多いです。ライセンス契約をよく読み、用途に合わせて追加/拡張ライセンスを取得してください。

4. 報道/編集の用途ではクレジット表示する

報道や出版の用途で写真を利用する場合は、「[フォトグラファーの名前]/[コレクションの名前]/ゲッティイメージズ」という形式のクレジットを記載する必要があります。詳細はライセンス契約でご確認ください。

5. オリジナル写真撮影サービスを利用する

莫大な予算があるか、一流のフォトグラファーチームを自社で編成していないかぎり、ブランドのニーズと完ぺきに合致する写真を手に入れるのは容易ではありません。そこで、ゲッティイメージズでは撮影ソリューションをご提供しています。選抜クリエイターに募集をかけて独自素材を作成する「カスタムコンテンツ」は、ご要望に応じた写真のライブラリをリーズナブルな価格でスピーディにお届けします。お選びの写真は、独占的に使用する権利の付与されたロイヤリティフリー素材として利用可能です。

6. 消費者を考慮する

ミレニアル世代やZ世代向けのマーケティングでは、彼らの考え方や感じ方をありのままに代弁するようなビジュアル素材がおすすめです。この世代の抱いている感情をうまく浮き彫りにするビジュアル表現を行いましょう。

それよりも上の世代のプロフェッショナルやB2Bのマーケットで大きなインパクトを生み出すには、本格志向の高品位なビジュアル素材を使って企業のメッセージを独創的に表現してみましょう。

7. ブランドを差別化する

自社のブランドがもたらす体験と、他社との違いについて考えてみましょう。「ビジネスの拠点がめずらしい場所かどうか?」 「提供する商品やサービスがめずらしいかどうか?」 「地元で一番おしゃれな会社かどうか?」

自分の会社のそうしたポイントを踏まえてクライアントや消費者の共感を呼ぶビジュアル素材を選びましょう。ブランドの個性を定着させてリピーターを獲得するには、一貫性を持たせることが大事です。

1040962160, BartekSzewczyk