コンテンツや企画で映像を使うべき5つの理由

コンテンツや企画で映像を使うべき5つの理由｜ゲッティイメージズ

Posted 2月 1, 2022

まだキャンペーンに映像を使用していない人や、一時的にしか試していない人は、今すぐ全力で映像に取り組むべきです。2022年には、インターネットトラフィックの82%以上が動画になると言われています。

それは、動画には視聴者の注意を引き、複雑な感情を伝える力があるからです。そこで今回は、キャンペーンに映像を使用する必要がある5つの理由を紹介するほか、ゲッティイメージズのクリエイティブディレクターを務めるKat Hargraveが映像選びで考慮すべき点を紹介します。

1. 視聴者の求めるものを提供する

2018年に行われたHubSpotの調査では、消費者に「あなたの支持しているブランドや企業にどのようなコンテンツを求めているか」という質問をしたところ、54％の消費者が「動画」と答えました。

その理由は、文字だけでは不可能な方法で、動画が消費者を惹きつけているからです。映像だけでなく音声を加えられるので、視聴者の五感に訴えかけることができます。この点は、コンテンツの魅力を維持するための新たな手段となります。映像に音声を組み合わせることが事前にわかっている場合は、早めに音声を選んでおくことをHargraveは推奨しています。楽曲を使う場合は、少なくとも楽曲のテンポを決めておくといいでしょう。

2. 記憶に残るメッセージを発信する

複雑なアイデアを伝える必要があるとき、あるいは視聴者に覚えてもらいたいメッセージがあるとき、そうした内容を理解して思い出しやすくするのに役立つのが、映像です。文字で読んだ後にその内容を思い出す人が10％であるのに対し、映像の場合、95%の視聴者が内容を覚えているという驚くべき結果が出ています。

映像には、文字を加えることもできます。Hargraveは、「風景の映像や、フォーカスが合っていない場所のより広いシーンは、テキストを入れるのに最適な場所です」と言っています。「テキストが映像と相互作用することも可能で、たとえば、キャッチフレーズが山の後ろに消えていくように見せることもできます」

3. 気持ちのこもったストーリーを伝える

映像は、視覚的に魅力的なストーリーを伝えるだけでなく、感情を伝えることもできるため、少ない手間で多くのことを発信できます。例えば、犬の里親になることの重要性を伝えるために、シェルターの混雑状況などの統計情報を掲載するとしましょう。このとき、犬小屋にいる犬や新しい家族に引き取られていく犬の映像があれば、その情報ははるかに魅力的になります。それを前述のように音楽と組み合わせれば、感情的なインパクトをさらに高めることができます。

「色の付いた帯を複数の映像で目立つように表示させれば、まとまりを出すのに非常に役立ちます」とHargraveは話します。また、似たような構図の映像を選ぶことも、まとまりを出すのに役立ちます。

4. 注目を惹きつける

静止画ばかりの中で、映像があれば、さらに注目を集めることができます。動きがあれば、その動きに立ち止まってもらう機会になり、その動きによって注目を特定のものに集めるチャンスになります。

例えば、ホームページのトップ部分の背景に映像を挿入することができます。このトップ部分はページ内でとくに重要な部分の1つです。とりわけ、トップ部分でサービスや商品の価値を発信しようとしているならなおさらです。映像は、この重要なメッセージへさらに注目を集めるのに役立ちます。

こうして映像を取り入れるときは、「繊細で穏やかな動きがベストです」とHargraveは言います。「映像が注目を集めないようにすることが重要です。それには通常、シンプルで抽象的な被写体が最適です」

5. 購入意欲を高める

企業がキャンペーンに映像を多く取り入れている大きな理由の1つは、特にミレニアル世代の消費者に直接的な収益の影響を与えることができるからです。

2018年のBrightcoveの調査によると、18歳から34歳の消費者の85%が映像を見た後に購入活動を行っています。映像を使って広告を制作するだけでなく、提供する製品やサービスを説明する動画や、会社の概要を伝える動画を作ることもできます。

目的と予算に適した映像を見つける

キャンペーンに映像を使い始めましょう。映像と画像は、組み合わせて使用することができます。代理店を対象にした柔軟な価格設定のほか、さまざまな規模や予算に合わせて使えるチーム向けの定額使用プランがあります。ゲッティイメージズにアクセスして、映像素材をチェックしてみましょう。